歯科用語集 「アンキローシス」 について
羽曳野市・古市駅前の加藤歯科から送る、歯科用語集。
今回は『アンキローシス』です。
アンキローシス(骨性癒着)とは、歯科的には歯と歯槽骨が癒着してしまうことです。
アンキローシスがあると、例えば乳歯の場合には永久歯が生えてこなくなってしまったり、歯列矯正の際に歯が動かなかったりします。
アンキローシスは、外傷や慢性炎症にさらされていた歯、再植歯・移植歯などに高頻度に見られることから、歯根膜の損傷が原因ではないかと考えられています。
アンキローシスかどうかを見分けるには、患歯を金属棒で軽く叩いたときに、他の歯とは違う音(一般的には「キンキンという金属的な音」)が鳴るかどうかを見るという方法があります。
羽曳野市・古市駅前の加藤歯科医院