ハイドロキシアパタイトについて。
最近涼しいを通り越して夜は冷え込みますね~。皆様体調には気をつけて下さい。羽曳野市の加藤歯科です。
今回はハイドロキシアパタイトについてです。
ハイドロキシアパタイトとはリン酸カルシウムでできた歯や骨を構成する成分のことで、エナメル質は97%、象牙質の70%がハイドロキシアパタイトで構成されています。
歯磨剤に配合されたりしています。
エナメル質の表面には見た目には分からない微小欠損(小さなきずのようなもの)が無数にできています。
これが脱灰(虫歯になりかけ)につながります。
虫歯はエナメル質が溶け始めることにより始まります。
ハイドロキシアパタイトは唾液中のミネラルイオンに作用して、初期虫歯や、微小欠損の再石灰化を促進することができます。
エナメル質は、ほとんどがハイドロキシアパタイトでできています。
今、歯磨き粉でも、「ハイドロキシアパタイト」配合のものがいろいろでていますよね。
それらを使って、初期の虫歯だったら、エナメル質の修復が可能です。
でも、完全に穴があいてしまったら、無理ですので、普段の歯磨きのときに、「虫歯予防」のつもりで使う分にはよろしいかと思います。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科