「歯根嚢胞」(しこんのうほう)について。
羽曳野市の加藤歯科です。
今回は「歯根嚢胞」についてです。
一般に歯の周囲はあごの骨で覆われています。
この歯の根の先端部分の骨に膿の袋ができ、内部に膿を蓄えながら少しずつ大きくなっていく病気があります。
これを「歯根嚢胞(しこんのうほう)」と呼びます。
この病名を知っておられる人はなかなかいてないですが、比較的メジャーな病気なので病名は知らなくても経験された方は多いと思います。
問題なのは、慢性的に進行するので痛みなどの自覚症状がほとんどみられないことです。
定期的に歯医者さんでチェックをしてもらい早期に発見できれば、抜歯せずに保存できることもあります。
ただ放置しすぎると、大きさによっては入院して全身麻酔下で摘出しないといけないこともあります。もちろんその時は周囲の歯も抜歯します。
羽曳野市・古市駅の加藤歯科