「噛めるからこのままでいいや」はダメ!歯を失ったまま放置することで起こるお口の崩壊とは?
こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科
理事長 加藤直之です。
皆さんは、もしも歯を失ってしまったら…と考えたことはありますか? 失った歯が1本だけの場合、噛みにくくはなるものの噛めないわけではないし、反対側で噛めばいいし、と治療を受けずにこのまま置いておきたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし歯を失った状態(欠損と言います)を放置することで更に歯を失い、お口が崩壊する結果につながってしまうことをご存じでしょうか。今回は、歯の欠損を放置することで生じるデメリットについてお話します。
欠損を放置することで引き起こされるトラブル
歯はそれぞれ近所の歯と互いに支え合うようにして本来の位置を保っています。
左右に歯があることでその位置を保ち、上下で噛み合わさることで噛み合わせの高さを保っています。
歯が欠損して力の拮抗が崩れた状態で数か月が経過すると、周りの歯に悪影響が生じる結果になってしまうのです。
歯が傾いて倒れ込んでしまう
隣の歯が欠損になることで左右の位置関係が崩れ、隙間となった欠損部分に歯が倒れ込んでしまいます。
欠損部分に新しく装置を入れようとしても、隣の歯が倒れ込んできれいるせいで装置を入れるスペースがなくなり、治療が困難になってしまいます。場合によっては矯正治療で歯を元の位置に戻してから、新しい歯を作る治療を始めないといけない場合もあります。
歯が伸びてしまう
歯の欠損によって噛み合う場所を失った歯は反対側からの刺激が受けられなくなるため抜ける方向に伸びてきてしまいます。
これにより欠損と反対側の歯列にも影響が出てしまう危険性もあります。
欠損部分の反対側の歯が伸びてしまった後で欠損部分に装置を入れる際、噛み合わせの辻褄を合わせるために伸びてしまった歯を大幅に削る必要があります。その過程で歯の神経を抜く治療が必要になる場合もあります。
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欠損部分を長時間放置してしまうとお口全体のバランスが崩れてしまい、欠損部分のみの治療だけでは回復できなくなってしまうため、早期治療がとても大切です。
欠損部分の治療は大きくわけてブリッジ、入れ歯、インプラントの3種類に分類されます。
加藤総合歯科・矯正歯科では3種類とも取り扱っています。それぞれ特徴や構造が大きく違い、長所・短所も異なるため、当院では患者様に合った治療法をご提案いたします!
欠損部分の治療方法についてはこちらのブログでまた詳しくご説明していきますので、楽しみにお待ちください!
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