【インビザライン】どんな流れで治療が進むのかお教えします!後編
こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤歯科医院
理事長 加藤直之です。
前回の記事と併せて、加藤歯科医院でおすすめしているインビザライン矯正の一連の流れをご紹介します。
今回の記事は後編です!前編をまだ読んでいない方は「【インビザライン】どんな流れで治療が進むのかお教えします!前編 – 大阪羽曳野市の加藤歯科 (katou-dent.com)」を先に読んでくださいね!
こちらの記事では後半の、「アタッチメント装着、IPR」~「矯正完了」までをご紹介します。
前半の記事をまだ読んでいないよという方は是非そちらの記事をご覧ください!
ぞれでは早速、前回の続きからご紹介していきます。
アタッチメント装着、IPR
多くの場合はアライナーが5枚目のタイミングで(例外のケースもあります)、アタッチメントと呼ばれる補助的な装置を歯の表面に装着します。歯と同じ乳白色のレジンなので目立つことはありません。
アタッチメントが着くことで矯正力が増すので、ここから本格的に歯を動かしていくことになります。アタッチメントのでこぼこがアライナーにしっかりとかみ込むので着脱が少し難しくなりますが、皆さんすぐに慣れて上手に外せるようになります。
IPRと呼ばれる歯の隙間づくりは必要なタイミングで適宜行います。IPRを行ってから実際に歯が動いて隙間が埋まるまでは時間がかかるので、歯と歯の間のお掃除をいつも以上に丁寧に行ってください。
定期的に通院、経過観察
磨き残しのある箇所がないか、虫歯ができていないか、アライナーに浮きがないか、アタッチメントが取れていないかを確認します。紛失や装着間違いを防ぐためにアライナーはこちらで管理しているので、通院の度に必要な枚数のアライナーをお渡しします。
ケースによっては、途中で追加のアタッチメントを装着したり、アタッチメントを外したりする事もあります。
アライナーのはまりが悪くなってしまうことが珍しくない程度の頻度で起こり得ます。その場合はお口の中をスキャンしなおして、歯が並びかけている矯正途中の状態から改めてクリンチェック治療計画を作成し、アライナーを新たに作成します。
はじめから再スキャンが予定に組み込まれているケースや、複数回再スキャンを行うケースもあります。
オーバーコレクションの作成
全てのアライナーが終了し、最終段階の仕上げに入っていきます。見た目はほとんど完成形になっていますので、気になる部分が残っている場合はご相談ください。
矯正の過程で歯と歯の間が緩くなることが多いので、その隙間をぎゅっと詰めるためのオーバーコレクションと呼ばれるアライナーを作成することがあります。
リテーナーを用いた保定
後戻りを防ぐために、リテーナーと呼ばれるマウスピースを作成して使用して頂きます。多くのケースではリテーナーに切り替わったタイミングでアタッチメントを外します。
リテーナーは矯正をしていた期間と同じ期間使用してください。例えばインビザライン矯正の完了までに2年かかった方は、リテーナーも2年間は必ず使用してください。
はじめの12ヶ月間は最低12時間、それ以降は最低6時間装着してください。お口の中は常に少しずつ変化しているので、保定期間が過ぎた後にも就寝時に装着することをおおすめします。
インビザライン終了
かみ合わせの微調整を行います。
きれいになった歯並びをずっと良い状態で維持していただくために、矯正治療後も定期検査でお口の健康をサポートしていきます。
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前回と今回で、インビザライン矯正の一連の流れをご説明しました。
各項目で解説しきれなかった細かい仕組みや意味などはまたブログの記事でひとつひとつ解説していきますね。
矯正というと見た目をきれいにするイメージが大きいかもしれませんが、それ以上に機能性を改善できるという大きなメリットがあります。
自分のお口の中の現状を知りたいという方は、お気軽にスタッフにお声掛けください!
Youtubeでもインビザラインに関する動画をアップロードしているので、ぜひご覧ください!