インプラントとブリッジの治療どちらにするかで迷ったら!歯科医師が健康寿命の観点から詳しく解説

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健康寿命とインプラントとブリッジについてご紹介

羽曳野の加藤歯科の加藤です。今回の動画では、歯科クリニックでよく行われているインプラント治療とブリッジ治療についてご紹介いたします。

皆さん病気はしたくないと思う方ほぼ100%だと思います。人生いつまでも元気で健康で美味しいものを食べて楽しく過ごしたいと願っているのは誰でもじゃないでしょうか。いつまでも健康でいられる方法があったら教えて欲しいと思いませんか?

最近の研究で最後まで健康寿命をキープするためには、お口の健康を保つことが大切だということがわかってきています。

具体的に言うと前歯から奥歯まで噛み合わせがしっかりとしているかが大事だということです。
その観点で、インプラントとブリッジについて解説いたしますので、参考にしてもらえますと幸いです。

インプラントとブリッジの治療方法

最初にインプラントの治療法について、簡単にご説明いたします。
インプラントというのは、骨を削って人工の歯を植え付けるという治療方法です。
ブリッジは、両隣の歯を削って、3つで1つの歯を入れて治療を行います。

ブリッジは治療後に骨が痩せてしまう?

インプラントとブリッジのどちらの治療方法もメリットやデメリットがあります。
ブリッジの場合には、歯が欠損した部分に何も補っていないため、治療後から数年経過すると骨が痩せてしまい、その部分に汚れが溜まって、土台の歯が虫歯になりやすいというリスクがあるので注意が必要です。
動画内のブリッジを外した際の画像をご覧いただくとよくわかると思いますが、歯を削った部分がさらに虫歯になってしまっています。
虫歯が進行してしまうと、最悪の場合は歯を抜歯することになり、そのためにさらに手前の歯を削らなくてはならないという悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

インプラントならば他の歯の寿命も延びて、噛み合わせをしっかり確立することで健康寿命を手にいれられます。

一方、インプラント治療では、ブリッジのように両隣の歯を削らないため、虫歯になるリスクがないです。
健康な歯を残すことができるため、自分の歯でものを食べることができますし、お口の健康を保ち健康寿命を延ばすという意味でも、メリットのある治療方法なのです。
もちろんブリッジであってもセラミックなどの素材を使うことで虫歯を防ぐことができます。
ただ、金属を使ったブリッジ治療の場合には、動画の画像のように内側で歯周病が進行してしまうことがあることも頭に入れておいたほうが良いでしょう。
健康寿命を延ばすためには、ブリッジよりもインプラント治療でオーラルフレイルを予防することが大切だと当院では考えています。
その点も考慮して、主治医と相談しながら、最適な治療を選ぶようにしてください。
当医院ではインプラント専門クリニックとして治療を行っていますので、いつでも相談してください。

羽曳野・加藤歯科医院 加藤直之