妊娠時の口腔ケア! 後編
前回の続きです。
妊娠中には女性ホルモンの分泌が増えますが、女性ホルモンを大好物とする歯周病菌が急激に増殖して妊娠性歯肉炎が起きやすくなります。
すると、妊娠性歯肉炎によって発生する歯周病菌や炎症性物質は子宮収縮を促すプロスタグランジンなどの血中濃度を上昇させることとなり、結果早産を起こす危険性があがります。
妊娠中の歯の治療に不安を覚える方も少なからずおられると思いますが、妊娠16週以降の安定期で治療を行えば、ほぼ一般的な治療と変わらず行えます。
必要な時は抗生剤や痛み止めの中でも比較的安全な薬を、最小限使って炎症をおさめないと逆に胎児への影響が大きくでてしまう可能性もあります。
妊娠中は特に早めの受診を心がけて下さいね。(笑)
一番重要です。!!
羽曳野市・古市駅の加藤歯科