【ホワイトニング】オフィスホワイトニングを実際に施術する流れについて
こんにちは!
大阪府羽曳野市 医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科
理事長 加藤直之です。
前回はオフィスホワイトニングの概要についてお話しました。
今回は実際にオフィスホワイトニングを実施する流れについてお話していきます。
目次
オフィスホワイトニングを実施するための事前準備
1,お口の中の検査を行います。虫歯や歯周病がないか、ホワイトニング治療が適応であるかを確認します。この時に虫歯や歯周病が見つかった場合は治療を優先します。
過去の治療痕(プラスチックの詰め物)が前歯にある場合は、ホワイトニングを行う事で結果的に詰め物が目立ってしまう可能性があるので、相談や確認を慎重に行っています。
2,歯のクリーニングを行い、歯石や歯の表面の汚れを除去します。
汚れが残っているとホワイトニングの仕上がりに支障が出てしまうためです。
その方のお口の状態に応じて1回~数回お掃除を行います。
オフィスホワイトニングの実施方法
1,歯のクリーニングを行い、磨き残しなどの汚れを取り除きます
2,口腔内写真を撮影して現在の歯の色を記録します。
ホワイトニング後に効果を確認できるよう、口腔写真を撮影します。
この時にシェードガイドと呼ばれる歯の色見本を使って、今現在の歯の色がどの色か数値としても記録しておきます。
3,歯と歯茎の境目に、歯茎を保護するためのレジンを乗せて硬化させます。
4,歯の表面にホワイトニング用の薬剤(過酸化水素)を塗布し、10分間ハロゲン光を当てて活性化させます。この間に歯のホワイトニングが行われます。歯や歯茎に痛みを感じた時はご遠慮なくスタッフにお声掛けください。
5,10分経過したらハロゲン光を一旦止めて、歯面の薬剤を除去します。その後、再度薬剤を塗布してハロゲン光を10分間照射します。
この、塗布→照射を合計で3セット繰り返します。
6,3セット実施し終わったら、歯面の薬剤を除去し、歯肉保護のレジンを外して、口をゆすいでもらいます。
7,再度口腔内写真を撮影して、術後の歯の色を記録します。
8,モニターに術前・術後の写真を並べて、ホワイトニングの効果を第三者目線でご確認いただきます。
9,次回の予定のご相談を行います。もっと白くしたいとご希望の場合は2週間以上間隔をあけて次のオフィスホワイトニングのご予約を取っていただきます。
よくある質問
オフィスホワイトニングの施術時間を教えてください
所要時間は約90分程度です。
オフィスホワイトニングは痛いですか?
「痛む」というより「しみる」感覚に近いです。同じ「しみ」でも個人差がありますので「しみる」という人もいれば「しみない」という人もいます。冷たいものを食べたときに瞬間的にしみるような感覚で、虫歯のような持続的な痛みにはなりません。症状によってホワイトニング後にしみ止めを塗らせていただきますので、しみを防ぐことができます。お気軽にお申し付けくださいね。
オフィスホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?
ライフスタイルや口腔衛生習慣によって大きく変わります。例えば、コーヒーやワイン、タバコなどの色素を多く含む物を頻繁に摂取すると、ホワイトニングの効果は早く消える可能性があります。しかし、適切な口腔ケアと定期的な歯科チェックアップを行うことで、効果は半年ほど持続します。
オフィスホワイトニングは誰でも受けられますか?
妊娠中、授乳中の方、知覚過敏症(冷たいもの、熱いものがしみる)が酷い方はホワイトニング治療が受けられません。また、虫歯などで治療が必要な場合はホワイトニング前に治療を優先させていただきます。
自分はホワイトニングに適しているのか、まずはご相談くださいね。
まとめ
施術の流れはご理解いただけたでしょうか?正しく理解した上でオフィスホワイトニングを悩まれている方は検討してみてくださいね!オフィスホワイトニング実施後は歯に痛みを感じる可能性があるため、皆さんには念のための痛み止めをお渡ししています。
痛みと言っても、何かの拍子に差し込むような痛みが一瞬出る程度のため、痛み止めがなくても十分日常生活を送れる程度のものです。虫歯などのズキズキと持続するような痛みが出ることはめったにないのでご安心くださいね。
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